ライトゲームロッドの代名詞的存在であるヤマガブランクスのブルーカレントシリーズ。ブルーカレントⅢはスタンダードモデルとして多くのアングラーの手に取りやすい価格で人気を集めています。中でもメバルのジグ単やプラッギングなどオールラウンドに使用できるのが74のレングスになります。
釣り歴25年以上の筆者が、実際にブルーカレントⅢ74を2年以上使用した経験から、このロッドをおすすめする理由や適合するシチュエーションをお伝えします。このロッドに興味のある方は、この記事を読めば理解が深まると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ブルーカレントⅢ74のスペック
・全長:7’4″ft
・ルアー:MAX10g(ジグヘッド0.3~7g / リグ1~10g / プラグ1.6~7.8g)
・ライン:PE 0.1~0.5号、ナイロン・フロロ 1~5lb
・標準自重:71g
・アクション:EX.Fast
ヤマガブランクスは自社窯を持つ国産ロッドメーカーです。ソリッドティップが席巻する昨今のライトゲームロッド界にあって、チューブラーを採用し続けているのがブルーカレントⅢシリーズです。同社のロッドは比較的モデルチェンジの間隔が長めです。華美な装飾は排し、実釣性能を追い求めたヤマガブランクスのこだわりのロッドたち。多くのコアなファンがいるのも納得ですね。
外観
バット部は、濃紺のブランクにBlue CurrentⅢの真っ白いロゴが輝いており、とても美しいです。ロゴ以外の装飾は抑えられており地味な外観ですが、このシンプルさは個人的には好印象です。ブランクは光沢のあるブラックです。

グリップ周り
富士工業のVSS16シートが採用されています。グリップは高級感はないですが、握った感触は良好です。

ガイド
富士工業のSiC-SステンフレームKガイドが採用されています。

ブランク
これぞブルーカレントという、よく曲がるロッドになっています。とはいえバット部には十分パワーがありますので、典型的な先調子といえるでしょう。これほどのしなやかさをチューブラーで実現するのはまさにヤマガブランクスの真骨頂です。軽量ルアーを飛ばしやすく、またバイトを弾きにくい。大物は「曲げて獲る」。釣りが楽しくなるロッドですね。

重量感
重量は71gと、このレングスのメバリングロッドとしては標準的なものといえます。先重り感はまったくなくバランスがよいので、十分軽量といえます。
振り抜け感、操作感
メバリングで多く使用される、3g程度のプラグが気持ちよく飛んでいきます。ジグ単に関しても、1.5g程度なら実釣に必要な飛距離が出ます。チューブラーながらティップが柔らかいので、小型メタルジグをアクションさせるような釣り方はやや不向きといえます。
フロートに関しても重量負荷の点であまり適合しているとはいえません。シャローフリークFの7.5gであればウェイトの範囲内ですし使用できなくはないですが、その場合はロッド全体に負荷をかけてゆっくりと投げることをおすすめします。プラグやジグ単で探ったけれど反応がないので少し沖目を攻めたい、となった時には十分使える手段です。

感度
もともと感度に優れたチューブラーですが、ティップがとても柔らかいこともあり、このロッドに関しての感度はそこそこといったところです。とはいえこのロッドを使用する場合多くはリトリーブの釣りになると思いますので、魚の重みを感じたらスイープに合わせを入れて竿を曲げてあげることによって、しっかりフッキングすることができます。ですので決して超高感度が求められている訳ではなく、これはこれで特に不満に感じることは個人的にはありません。
74・おすすめのシチュエーション
ブルーカレントⅢは多くのモデルがあり迷う方も多いと思います。その中でこの74は、幅広いシチュエーションに対応するメバリングの中心的なモデルといえるでしょう。マイクロプラグをメインに、ジグ単も使用するという使い方をされる方にはうってつけとなっています。74というレングスも、足場のよい漁港はもちろん、小磯などにも対応できる汎用性があります。バットパワーがありますので、シーバスなど不意の大物ゲストにも十分対応できます。メバリングロッドをまず1本、という方には真っ先に考えたいモデルといえるでしょう。
まとめ
魚種を固定せず、広くライトゲームを楽しむことをコンセプトに手に取りやすい価格で展開されているブルーカレントⅢシリーズ。その中にあっても74はメバリングの中心的なモデルとなります。特にとがった性能はありませんが、あらゆるシチュエーションにおいて長く安心して使える、そんなモデルといえるでしょう。

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