みなさん、釣りをするときにどんな腕時計をしていますか?
昨今では、スマートウォッチを愛用されている方も多いと思います。スマートフォンと連動し、色々なことができてしまうスマートウォッチ。これがなくてはならないという方も、数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、と筆者は言いたいのです。そういった端末に自分をコントロールされてしまっていませんか。便利さを追求した結果、生活が息苦しくなってはいませんか? 充電の心配もしないといけませんよね?
デジタルデトックスという言葉を聞いたことのある方も多くいらっしゃると思います。スマートフォンやPCなどとあえて距離を取り、脳をリラックスさせる取り組みです。
写真を撮ったり、いざとなったら救助を要請したりと、釣り場でスマホを持たない選択肢はさすがに考えられません。しかし時計くらいは、デジタルでないものを身につけませんか?

私が愛用する腕時計が、ルミノックスです。アメリカ生まれのミリタリーウォッチで、米海軍特殊部隊にも正式採用されている、タフな腕時計です。
ルミノックスにはとても多くのモデルがありますが、すべてに共通する機能が、自己発光型のイルミネーションシステムです。
蓄光型の腕時計は、世の中に数多く存在します。ライトで照らしてやるとしばらくの間ぼんやりと光る。これが蓄光です。しかしルミノックスの腕時計は、トリチウムガスを充填した極小のカプセルが文字盤に埋め込まれており、昼夜問わず発光しています。
発光されるためのボタン操作も不要です。このような自己発光型の腕時計は、あまり世の中に多くは存在しません。ほぼ唯一無二ともいえるこの特徴をまとったのが、ルミノックスの時計たちなのです。
ルミノックスと釣りの関係では、もともとシーバスアングラーの間で火が付いたのが始まりだと思います。かつてシーバスを追っかけていた筆者も、この腕時計に飛びついたうちの一人です。
河口域でウェーディングをしていると、潮の満ち引きによって自分の進退を決めなければなりません。川は岸から流心に向かって一定で深くなっていくという訳ではありません。深いところを前に進んでいくと、やや浅いところに到達する、ということもあります。
今立ちこんでいる場所の水深がそれほどでなくても、潮が満ちてくると帰路を絶たれることもあり、タイドグラフと現在時刻のチェックはかかせません。
ポケットからスマホを出して時間を確認するのもありですが、ディープウェーディングをしていて万一水中に落とすと大変です。スマホが防水だったとしても、夜間に暗い水底に手を伸ばして拾い上げるのはとても困難です。

暗闇のなか、ウェーディング時など身動きに制限があるなかでも簡単に時間の確認ができる自己発光のルミノックスウォッチ。特にシーバスアングラーたちの熱狂的な支持を受けたのも不思議ではないでしょう。
ダイワのシーバスフラッグシップブランドであるモアザンとのコラボモデルが出たり、シーバスエディションと称したモデルが発売されたりもしました。
筆者はいまはアジ・メバルなどのライトゲームにシフトしていますが、周りに明かりがない磯場でメバルを狙っているときなど、腕にほのかな光が灯っていると何とも心強い思いがするものです。
筆者は家でも枕元にルミノックスを置いて就寝しています。ふと夜中に目覚めて周りが暗かったしても、ルミノックスがしっかり時間を教えてくれます。ライトに手を伸ばす必要もありません。これはほんとに便利なんですよね。

ミリタリーウォッチではありますが、普段使いも全然いけます。ビジネスで使用しても違和感がないスマートな外観のモデルもあります。
人とあまりかぶらないところも筆者は気に入っています。それでも分かっている人は分かっていて、「それルミノックスですよね?」って言ってくれたりします。こだわってチョイスした時計だけに、オーナー冥利につきる瞬間です。
自己発光という飛び抜けた武器をもつルミノックス。釣り、そして普段の生活の相棒として、ルミノックスの腕時計はいかがでしょうか?

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