釣行バッグはタックルバッカンがおすすめ! 他のバッグとの比較と活用法

釣り場(おかっぱり)に置かれたソフトタイプのタックルバッカン

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釣りをしていると必ずぶつかる「道具の持ち運びどうする問題」。誰もが一度は理想のバッグを探して迷走した経験があるのではないでしょうか。

筆者はこれまでショルダーバッグやヒップバッグなどを使用してきました。あるいはライフジャケットのポケットにすべての荷物を詰め込むこともありました。

しかし年齢を重ねるとともに、重い道具を常に身に着けたまま釣りをするのがしんどくなってきました。

釣り物や釣り場にもよりますが、今はソフトタイプのタックルバッカンを使うことが多くなりました。筆者はパズデザインのバッカンを何年も愛用しています。

バッカンというと船釣りの道具入れや、 磯釣りで撒き餌を入れるものをイメージする方もいるかもしれません。今回は、側面にロッドホルダーなどを備えた、タックルバッカンの魅力をおかっぱりアングラーの視点でお伝えしていきます。

釣り場(堤防)に置かれたソフトタイプのタックルバッカン
目次

一長一短! 各種釣行バッグのメリット・デメリット

1. ショルダーバッグ:手軽で便利だがとにかく「肩がこる」

ランガン釣りの定番といえばショルダーバッグです。体の前にくるっと回せばすぐにルアー交換ができ、機動性の高さは抜群。

しかし、致命的な欠点が長時間バッグを肩にかけていることから起きる「肩こり」です。

ルアーケース、予備ライン、フィッシュグリップ、ペットボトルなどを詰め込むと、あっという間に結構な重量になります。それを片方の肩だけで支え続けるため、何時間もその状態が続くと肩と首がバキバキになりかねません。

集中力を維持したい釣行において、この物理的な疲労感は大きなマイナスです。

ダイワのショルダーバッグ

2. ヒップバッグ:重さは軽減できるが「物の出し入れがしにくい」

肩こり対策として次に選ばれがちなのがヒップバッグ(ウエストバッグ)です。腰骨で支えるため重さを感じにくく、肩周りがフリーになる開放感は素晴らしいものがあります。

ですが、実際に現場で使うと「物の出し入れがとにかくしにくい」という問題に直面します。バッグは腰の後ろにあるため、

・手探りで物を取り出す
・体をひねる
・バッグを体の前に回す

のいずれかの方法が必要です。

手探りだと、目当ての物にアクセスしにくく、テトラ帯など物の落下が許されない場所では危険です。

体をひねるのも体に負担が掛かりますし、体の硬い人には難しいでしょう。

一番現実的なのはバッグを体の前に回すことですが、バッグのウェストベルトをしっかり締めている場合は少し緩める必要があり、地味に面倒です。ショルダーバッグのようにスムーズにはいきません。

3. タックルボックス(ハードタイプ):頑丈だが「重い&それほど物が入らない」

モデルによっては座れるほどの頑丈さとロッドスタンド等の拡張性で人気の、明邦化学工業(VERSUS)の「バケットマウス」や「ランガンシステムBOX」に代表されるハードタイプのタックルボックス。ロッドスタンドやドリンクホルダーなどのオプションパーツをお好みで取り付け、自分仕様にカスタマイズできるのが魅力です。

最大のネックは「箱自体の重さ」です。何も入れていない状態でもそこそこ重量があり、ランガン主体の釣りでは一苦労。一カ所で粘る釣りには便利ですが、歩き回るのは疲労を感じることもあるでしょう。

さらに、プラスチックの硬いフレーム構造ゆえに「あともう少し隙間に詰め込む」といった融通が効かず、外寸の見た目のわりに思ったほど物が入らない可能性も気を付けるべきポイントです。

おかっぱり釣りに「タックルバッカン」をおすすめする理由

これらの悩みを一気に解消してくれるのが「ソフトタイプのタックルバッカン」です。

  • 圧倒的な軽量性と収納力:EVA素材などのソフトバッカンは非常に軽量です。基本的に内部に細かい仕切りがないため、かなりの量のアイテムを収納可能。レインウェアなどのかさ張るアイテムも気軽に放り込んでおけます。
  • 上部が広くて出し入れが超スムーズ:フタを開けると上部全体がオープンになるため、どこに何があるかが分かりやすい。筆者は、中の物に瞬時にアクセスしたいので、バッカン付属の中ブタは使用していません。
  • 置き型の安定感と手入れのラクさ:足元にポンと置いている間は、肩や腰への負担はゼロ。ロッドホルダーにロッドを差せば、地面に置くことによるロッドやリールの傷つきを防げます。また、汚れや海水がついても丸洗いが可能で、雨が降っても被せフタが中のタックルを水濡れから守ります。
  • 持ち運びの自由度が高い:ショルダーベルトとハンドル(持ち手)の2WAY仕様が多く、長距離移動は肩掛け、短距離移動はハンドル持ちと、シーンに応じた使い分けが可能です。
タックルバッカンのハンドル(持ち手)部分

購入前に知っておきたいタックルバッカンの弱点と対策

機動力がわずかに落ちる

一投ごとに細かく移動するような釣りでは、地面に置いたバッカンを持ち運ぶ手間が掛かるため、身に着けるバッグに比べると移動が億劫になりがちです。

またハンドルの細いモデルが多く、ハードタイプのタックルボックスに比べると、ハンドルを持った時の安定性や快適性で劣る場合があります。

機動力を落とさないためには、特におかっぱりの釣りでは大きすぎるバッカンは選ばないことも重要です。

内部の整理整頓にコツがいる

バッカンは大容量であるのが魅力ですが、内部は大きな空間が広がっているだけとも言えます。細かい小物を無造作に入れると中が乱雑になり、目当ての物が取り出しにくくなります。

仕切りがなく小物が乱雑に入った整理前のタックルバッカン内部


おすすめの対策は、100円ショップなどで手に入るのプラスチックトレーを活用して内部を仕切ることです。

タックルバッカンの内部整理に活用する100円ショップのプラスチックトレー

その上でルアーケースを立てて収納するように配置すると、目当てのケースへ即座にアクセスできるようになります。

100均のトレーを活用してルアーを整理整頓したタックルバッカンの内部

色の選び方にも注意が必要

色はお好みでもよいのですが、濃色・淡色ではそれぞれメリット・デメリットがあることは知っておきたいところです。

黒などの濃色系は汚れが目立ちにくいというメリットがあります。その一方、強烈な日差しのもとでは内部が高温になりやすいのがデメリットです。

その点、白などの淡色系は逆に光を反射するので、濃色系に比べると熱くなりにくく、また夜など暗い時間にもある程度視認性があるのもメリットです。その分、汚れは目立ちやすくはなります

筆者の愛用しているバッカンは濃色ですが、夜間の視認性を上げるためにナイグロー(蓄光キーホルダー)を取り付けています。

夜間の視認性を高めるためにタックルバッカンに取り付けたナイグロー(蓄光キーホルダー)

まとめ:タックルバッカンで釣りをより快適に!

大容量かつ軽量で、ロッドを立てられるからタックルに傷がつくことを防止できるなど、とてもメリットが多いタックルバッカン。

もし「理想の釣行バッグが見つからない」と悩んでいるなら、ぜひ一度試してみてください。持ち運びできる物の多さと体のラクさに、きっと驚くはずです。

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この記事を書いた人

釣れても釣れなくても、水辺で過ごす時間が最高と思える釣り好きです。道具はできる限り少なく、厳選されたお気に入りだけを所有できるよう試行錯誤しています。

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