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釣り、特にアジングやメバリングなどのライトゲームを楽しんでいると、どうしてもぶつかる悩みがあります。それが「水汲みバケツがあれば便利だけど、かさばり過ぎる」という問題です。
魚を一時的にキープしたり、手を洗ったり、血抜きをしたり、潮氷を作るために海水を汲んだり。ライトゲームでも、魚を持ち帰るのであればクーラーボックスとともに水汲みバケツはぜひ持っておきたいアイテムです。
しかし、一般的な20cm角程度のバケツだと、ランガン(移動)の際にはかなり邪魔になります。また使ったあとは濡れるだけに、扱うのが厄介な道具といえます。
そんな悩みを一発で解決してくれたのが、ライトゲーム界のパイオニアブランド・ティクト(TICT)から発売されている「マイクロバケツ」です。

筆者はこの商品については以前からずっと気になっていたのですが、小さすぎて使い物にならないのではと、購入をためらっていました。これまで使っていた一般的な水汲みバケツがダメになってしまったのを機に、ついに購入したのですが、結論大正解でした。
今回は、このティクト「マイクロバケツ」のリアルな使用感、メリット・デメリット、どんなアングラーにおすすめなのかを、インプレッションしていきます!
ライトゲームで感じていた「水汲みバケツかさばりすぎる」問題
筆者自身、以前はごく普通の20cm×20cmサイズの水汲みバケツを使っていました。容量がしっかりあるのは良いのですが、アジングやメバリングのような「軽快さ」が命の釣りにおいては、いくつか大きなストレスがあったのです。
- 足場を変えてどんどん移動したいのに、バケツが大きくて持ち運びが面倒
- バッグやバッカンの中でかなりのスペースを占領してしまう
- 使用後の濡れたバケツの持ち運びが厄介
ライトゲームの魅力は、ジグヘッドとワーム、小さなタックルバッグひとつで気軽に堤防を歩き回り、アジやメバルの反応を探っていく「機動性の高さ」にあります。それなのに、バケツひとつが原因で足取りが重くなってしまっては本末転倒です。
ティクトから発売されているマイクロバケツは、まさに機動力を重視するアングラー向けに開発された水汲みバケツです。

ティクト「マイクロバケツ」の基本スペックと第一印象
まずは簡単に、マイクロバケツの仕様から見ていきましょう。
- サイズ:約W12cm×D12cm×H14cm
- ロープ長:5m(ロープホルダー付属)
- カラー:ブラック
- 付属品 : 専用メッシュケース
初めて手にとったときの第一印象は、とにかく「ちっちゃ!」の一言に尽きます。手のひらにポンと乗ってしまうようなミニマムサイズです。
「本当にこれでまともにバケツとして機能するのか?」と不安になるようなサイズ感ですが、実際にフィールドで使ってみると、「ちゃんと使える」ことが分かりました。
使ってわかった!マイクロバケツの4つのメリット
ここからは、実際にフィールドで使って感じた「マイクロバケツのここが凄い!」というポイントを4つに分けて詳しく解説します。
1. 驚異のコンパクトさ!バッグのスキマにすっぽり収まる機動力
最大のメリットは、何と言ってもこのコンパクトさです。
縦横12cm、高さ14cmというサイズ感は、小型のタックルバッグやバッカンの隅っこにすっぽりと収まります。カラビナ等を使ってバッグの外側にぶら下げて歩いても全く邪魔になりません。
アジングのランガンスタイルでは、常夜灯から常夜灯へ、漁港の隅から隅へと少しずつ移動を繰り返します。そんな時、バケツが小さくて軽いだけで移動のストレスが大幅に軽減されます。


2. 水汲みが超スムーズ!オモリ内蔵で即水が入る
安い水汲みバケツでよくあるのが、「海面に投げ入れてもプカプカ浮いてしまい、バケツ内になかなか水が入らない」というストレスです。特に足場が高い堤防だと、バケツを海面でバシャバシャと煽らなければならず、夜釣りではかなり焦ります。
しかし、ティクトのマイクロバケツには口枠部分に絶妙な配分のオモリが内蔵されています。
海面にポチャンと投げ入れると、着水した瞬間にオモリの重みでバケツが「パタン」と横に倒れ、一瞬で海水が入り込んでいきます。
夜の暗闇でも、一発で確実に水を汲むことができるストレスフリー設計。このあたりの細かな作り込みは、さすがライトゲーム専門ブランドだと感心させられます。
3. 海水を汲んでも重さわずか1.5kg前後!汲み上げがとにかく楽
一般的な20cmサイズのバケツだと、満水で約5〜6リットルの水(=5〜6kg)が入ります。5m以上の高所から5kgの重量物を細いロープで引き揚げるのは、男性でも結構な力仕事ですし、手にロープが食い込んで痛いです。
一方、マイクロバケツの容量は約1.5リットル程度。つまり水をいっぱいに入れても重さはわずか1.5kg程度にしかなりません。
女性やお子さんでもスイスイと引き揚げることができますし、手にロープが食い込んで痛むこともありません。ちょっと手を洗いたい時など、億劫にならずにサッと水を汲めるのは本当に快適です。
なお、ロープには結びコブがついていません。一般的なサイズのバケツでは、結びコブがないロープでは、つるつる滑ってバケツを海面から引き上げるのは大変です。
マイクロバケツは掬う水の量が少ないため、ロープに結びコブがなくても全然問題ありません。結びコブがないおかげで、ロープホルダーにロープを巻き付けたときにすっきり収まります。
4. カラビナのついたメッシュケースで持ち運びが超便利
使用後の水汲みバケツは、水滴がついて周りのものを濡らしてしまいますし、魚の血抜きに使った場合は匂いもあるので、極力他の荷物と一緒にしたくないところです。
かさばる水汲みバケツは、魚の入ったクーラーボックスに入れるのも難しい。ポリ袋に入れてバッグに放り込んでも、折りたたんだバケツが広がってきてスペースを取ってしまうし、あまりスマートではありません。
マイクロバケツにはカラビナのついた専用メッシュケースが付いていますので、これに収納してクーラーボックスやバッカンの外側にぶら下げておけば、多少濡れていようが匂いがあろうが、気にしなくてよくなります。ケースに入れている限り、畳んだバケツが広がってくる問題もありません。

デメリット: 小ささを許容できるかが分かれ道
非常にメリットの多いマイクロバケツですが、小さいことによるデメリットはもちろんあります。
1. 魚の活かし目的には不向き
サイズが小さいため、魚を活かしてキープすることには向いていません。
10cmに満たない魚であればキープできないことはないですが、入る水の量が少ないので酸素不足になりやすく、日中であればすぐに水温が上昇するでしょう。またフタがないので、逃げられないように入れる水の量を減らすとなるとなおさらです。
ただ、血抜き目的であれば魚の投入は可能です。14cmの高さを少しはみ出すくらいのサイズの魚であれば、頭を下にして何尾か突っ込んでおくことはできます。
2. 手は片手ずつ洗う
手洗い目的の水を汲んだ場合ですが、両手をバケツに突っ込むにはちょっと小さい、それがこのマイクロバケツのサイズ感です。そのため片手ずつ洗うのが現実的です。
また、足場を洗い流したり、クーラーボックスに入れる海水を汲む場合も、何度か水を汲みなおす作業が必要になってくることがあるでしょう。

3. ロープは5m
コンパクトさが最大の売りであるマイクロバケツ、ロープの長さは5mです。釣り場によっては、海水を汲めないケースが出てくるかもしれません。普段釣りをする場所の足場が高いという人は要注意です。
ただほとんどのライトゲーマーにとっては十分な長さではないかと思います。

マイクロバケツをおすすめできる人・おすすめできない人
以上のメリット・デメリットを踏まえて、このティクト マイクロバケツがどんな人に向いているのかを整理しました。
【おすすめできる人】
- アジング・メバリングなど、徒歩で移動しまくるランガン派のアングラー
- 道具を少しでも軽量化・コンパクト化したいミニマリスト系アングラー
- 魚の血抜きに使用するが、釣る魚がそこまで大きくない人
【おすすめできない人】
- 魚を活かす目的でバケツを使用する人
- キャンプやファミリーフィッシングで、大量の手洗い水が必要だったり、多用途に水を使いたい人
アジング・メバリングの機動力を上げたいなら間違いなく「買い」
ティクト(TICT)のマイクロバケツは、ライトゲームにおける「水汲み」という作業のあらゆるストレスを削ぎ落とした、実に洗練されたアイテムです。
「水汲みバケツ、あれば便利なんだろうけど荷物が増えるのが嫌」と思っている人にこそ、一度使ってみてほしいと思います。
バッグのスキマに収まるコンパクトさ、投げ込めば勝手に水が入るオモリの精度、そしてスッと引き揚げられる軽さ。これらが揃うだけで、夜の堤防での立ち回りが驚くほど軽快になります。
釣りの快適性は、こうした「ちょっとした小物のストレスを減らすこと」で劇的に向上します。
ランガンスタイルを極めたいアジング・メバリングアングラーなら、持っておいて絶対に損はないアイテムだと、自信を持っておすすめできます!もちろん、中型以上の魚を狙う場合や餌釣りでも、荷物を減らしたいという方にはうってつけです。
お値段も手ごろですので、次の釣行の際にはぜひ、タックルバッグへ忍ばせてみてください。



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