【ミニマリスト流ライトゲーム】少ない釣り具でもっと釣りを楽しむ方法

ミニマリスト

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釣り道具って、どんどん増えていきますよね。あまりにも増えすぎて、部屋が狭くなっていませんか? またついつい釣り道具を買いすぎて、財布の中がさみしくなっていませんか? 

筆者は新しい釣り具の購入には比較的慎重だと、自分では思っていました。でも気づいたら少しずつ、でも確実に、道具が増えていっていました。

特に増える釣り具の代表が、ルアーです。『このルアーが釣れる』『このルアーで良型連発』などの情報に接すると、どうしても同じ物を欲しくなってしまいますよね。

でも冷静になって自分のタックルボックスを見てみると、一度も魚が釣れたことのないルアーが増えているーー。 

数年前にミニマリズムの考え方に目覚め、持ち物の量と満足度の関係について思案し続けてきた筆者が、少ない釣り具で釣りをもっと楽しむ方法についてお伝えします。

目次

結論|少ない釣り具で最大の効果を上げる

少ない釣り具で、釣果や満足度を高めるために必要なことは次の通りです。

・釣り具を多く持ち過ぎることのデメリットを知る
・「専用品」を他の釣りと兼用できるかを考える
・役目が被らない、対極の物を揃える

ではまず、釣り具が増えてしまう原因から説明していきます。

釣り具が増えてしまう原因

釣りの楽しさは、単に魚を手にするということだけでなく、道具にこだわり、その道具を駆使するところにもあります。

釣りが好きなのに、釣り具屋に行って所せましと並ぶ商品の数々を見て心躍らない人はいないでしょう。欲しくなるから買う、買うから増える。当たり前のことではあるのですが、もう少し詳しく見ていきましょう。

釣り方の数だけ道具がある

日本には数百種類もの、釣り対象魚が存在すると言われています。

釣りは、魚の食性に合わせて行うのが基本です。対象魚によって食性が変わるとなると、釣り方も変わり、その結果釣り道具も変わってきます

また同じ魚でも、陸から狙うのか船から狙うのかによって用意すべき道具は変わります。季節によって魚の主食(メインベイト)が変われば、またそこで釣りも変わってきます。

このように釣りという趣味には、道具が増えるべき理由がちゃんと存在するのです。

新しい道具が次々と販売される

みなさん、釣りフェスやフィッシングショーに行かれたことはありますか? 筆者は毎年欠かさず足を運ぶ人間です。この釣り業界の一大イベントに合わせて各メーカーから新製品が発表され、大きな注目を集めますよね。

「より良い物」を世に送り出すべく各メーカーがしのぎを削っているわけですから、新しく出てくる製品は、当然多くの釣り人にとって「欲しい物」になるわけです。

「引き出し」が多いほど釣れる?

同じポイントに通っていても、海の状況はいつも同じではありません。

天候、水温、波、透明度、上げ潮・下げ潮、ベイトの状況などーー。 現場の状況を判断して、適切な釣りができるかどうか。それが釣果に結び付くのは否定しようがありません。

特にルアー釣りでは、持っているルアーの数だけ選択肢があるように思ってしまいがちです。また、1つのルアーに10や20の違うカラーが存在するのも、我々釣り人を惑わせます。

でも、釣りの「引き出し」の多さと、持っている道具の多さとは分けて考える必要があります

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釣り具が増えることのデメリット

釣り具が増えてしまう原因を見たところで、次に釣り具が増えすぎるデメリットを考えていきましょう。

お金が掛かる・置き場所に困る

これらは誰でも容易に分かるところですので、深くは触れません。釣り具をたくさん買うとお金が掛かるのは当然ですし、物が増えると置き場所に困るようになってきます。

その他にも、物が増えすぎると「必要な物がどこにあるか分からない」「すでに持っているのに、ないと思ってまた同じ物を買ってしまった」ということもあるでしょう。

行動範囲が狭くなる

これは、「多くの釣り道具を所有している」というより、釣り場にルアーなど多くの道具を持ち込んだケースを想像してみて下さい。持ち物が多いと、移動が億劫になりますよね。

また手元に多くのルアーがあると、「この場所で今持っているルアーを一通り投げてみよう」といった意識が働き、同じ場所で必要以上に粘ってしまったりします。

でも疑似餌であるルアーは、基本的には投げれば投げるほどその場の魚はスレていくと考えることができます。

「一投目はルアーを魚が手前まで追ってきたのに、二投目以降は無反応だった」という経験はありませんか。

ルアーを変えることで、ある程度スレを遅くすることはできるでしょう。でもそれより、場所を変えてフレッシュな魚を狙いにいくほうが、釣れる確率は高まります

「回遊待ちだから」という理由で同じ場所でひたすらルアーを投げ続ける人もいるでしょう。新しい魚が入ってきてルアーに喰いつくのであれば、ルアーをたくさん持ってローテーションする=魚の目先を変える意味は乏しいです。だって魚がフレッシュなのですから。

ただし、混雑した管理釣り場や乗合船の船上など、自分の意志でポイント移動が難しい場合は、手持ちのルアーを色々とっかえひっかえ試していくことは重要です。

そうでないのであれば、ルアー交換はほどほどにして、まずは少しずつでもよいのでポイントを変え、こちらから魚を積極的に探しにいくようにしましょう。ここぞというポイントが見つかったら、そこで初めてルアーチェンジして少し粘ってみるのはよいと思います。

道具に頼りすぎ、釣りにとって大事なことを見失う

これは上の「行動範囲が狭くなる」でも触れましたが、道具がたくさんあることで、ポイント移動という大事なことが疎かになるというのは「釣りにとって大事なことを見失う」ともいえます。

私がオススメする、Leonこと加来匠さんの著書『アジング・メバリング超思考法』の最終章にも書かれてありますが、道具はあくまでも「手段」だということです。

Leonさんがセミナーを行うと、「どんなプラグが一番釣れますか?」「ルアーカラーは何が一番よいですか?」という道具に関する質問ばかりになるそうです。そこで、たとえばアカメバルの習性などを逆質問すると、参加者はほとんど答えられないとか。

ルアーチェンジする場合も、「このルアーに変えることで前よりレンジが〇〇センチほど下がるので、バイトしてくる魚がいるかも」とか、「前のルアーの動きに反応しなかった魚が、これから結ぶルアーの動きには反応するかも」といった、魚へのアプローチという視点で考える必要があります

やみくもにたくさんのルアーを所持し、漫然と交換していくだけでは、それで偶然釣れたとしても再現性が乏しく、ラッキーだったという域を超えることはないでしょう。

釣り具が少ないことのメリット | ミニマリスト的ポイント

費用が掛からない

厳選した持ち物だけを手元に残し、そうでない物は手放す。自ずと、残った物は自分にとって「少数精鋭の物たち」になります

そうなると、「安易に物を買ってもし気に入らなかったらどうしよう」というマインドが働きますので、物を買うことに対して、ブレーキが掛かることになります。その結果、物は増えにくくなり余分なお金を使わなくなります。

筆者自身、数年前にミニマリズムに目覚め、釣り具に限らず多くの物を手放してきました。すると、残すと決めた物への愛着が高まり、しっかり手入れしつつもとことん使い倒してやろうという気持ちが芽生えました。

何を残して何を手放すかを判断した結果、「手放す」という選択肢をとったとき、その部分だけ見ると物を大事にしない人に見えてしまうことがあります。でもそれは、自分が物に向かい合った結果です。残す物に対して愛着を持って接したり、無駄な物を買わないようにすることにつながります

それが本当の意味で、物を大事にすることだと筆者は考えます。

迷わない

物が少ないことは、迷いを減らすことにつながります。例えば服をぎりぎりまで減らし、着る服を固定化する(私服の制服化といいます)と、服選びに悩む時間がなくなります。

釣りでも、選択肢を減らしてやることによって、迷いを減らすことができます。持っているルアーが多いと、「釣れないのはこのルアーのせい」「別のルアーなら釣れるかも」と、延々と答え合わせを続けるはめになりかねません。

自分の信頼する少数のルアーを試し、これで釣れないならここには魚はいないと判断、さっさとポイント移動するほうがよい結果が出ることが多いと思います。

行動力がアップする

これも先ほどのデメリットの裏返しで、手元の道具が少ないと身軽になり、魚を探して次のポイントに向かいやすくなります

餌釣りは持ち物が多くなりがちで、腰を据えて狙う釣りが多いです。餌釣りでは魚を寄せて釣ることができる場合もあり、このスタイルが理にかなっています。

一方ルアー釣りは魚をスレさせることはあっても、基本魚が寄ってくるというものではありません。餌釣りのように同じところに腰を据えてルアーを投げ続けるというのは、回遊待ちを除くと不利になります。

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少ない釣り具で楽しむ方法

兼用できないか考える

釣りはどんどん細分化されていっているため、「〇〇専用ロッド」などと用途限定を謳う物が多くなっています。もちろん専用ロッドはその釣りには快適かもしれませんが、あまりにも釣り道具を細分化して考えると、物は増える一方です。

できるだけ汎用性を謳った物を買う癖をつけておくと、同じ道具を工夫して色々流用するマインドが身に付き、道具が際限なく増えてしまうことを防げます。

対極の物を持つ

こちらは、複数の物を持つのであれば、できるだけ性格の違う物を持ちましょうということです。

例えば、同じルアーをカラー違いで2個持つのであれば、ナチュラルカラーとアピールカラー。ワームならクリアとグロー(あるいはソリッド)、という具合です。少ない選択肢で、最大のカラーチェンジ効果を狙います。

アジングで有名な矢野さんが、ワームは2色のみで釣りを組み立てているという動画を出されていました。

釣り具屋に行くと、もの凄い数のカラー違いのルアーやワームが並んでいますが、矢野さんのようなエキスパートがカラーについてこのようにシンプルに考えているというのは、とても参考になりますね。

ミニマリスト流ルアーケース

時間はほとんどないが、ちょっとだけ竿を出したい。アジングでこのような状況になったとき、筆者はこのようなルアーケース1つで遊ぶこともあります。

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ケースは34のFREELYスリムRUN2ケース。かつて釣り博のジャンケン大会でゲットしたものです(笑)。

右側は、純正の波型マットが使いにくかったため、剥がして下面のスリットフォームだけにしています。

左側は空きスペースなのですが、34のワームについてくるプラスチックのトレーを置いています。ただそれだけだと、上に空間が空き過ぎワームがぐちゃぐちゃになるので、トレーの下に厚さ12mmほどのウレタンマットを切って置いています。その上にプラスチックトレーを接着しています。そうすることでフタとの空間がぴったりとなり、ワームが暴れることがありません。

ズボンのポケットにも入るコンパクトさ。短時間の釣りなら、これでも十分です。

釣り具を増やしすぎないための方法 | 釣り具の断捨離 

筆者は、あまり行かなくなったジャンルの釣り道具は、極力手放すようにしています。

「またいつか使うかも」というのは、物を手放せない人に共通する考え方です。筆者は、「必要になったら、また手に入れればよい」と考えるようにしています。そのうえで手放そうと思った釣り具は、主に次の方法で手放しています。

メルカリ

廃版のルアーなど、思いのほか高額で売れたりします。知らない人との取引になるので、最初は躊躇する人もいるかと思いますが、普通に対応しておけばトラブルになることはまずありません。

注意するのは、出品にあたって物の状態をありのままにきちんと伝えるということです。傷がある場合は、しっかり写真を撮って伝えるようにしましょう。リールについては、ゴリ感・シャリ感がある場合は、正直に書きます。

いつ頃購入して、どのくらい使用したかなどもできるだけ詳しく書いたほうが、相手の安心感につながります。

物によっては、あまり高い値段がつけられず、手間を考えるとあまり儲からないなということもあります。でも、自分が要らないと思った物が誰かの役に立つのは素晴らしいことです。

筆者は、自分ではほとんど釣れなかったシーバスルアーを売った時、お相手から「このルアー探してたんです。とてもうれしいです」というコメントをもらいました。使用頻度が落ちてしまったロッドを売ったときも、同じようにとても喜んでもらえました。

自分では「戦力外」になってしまった道具も、ひと手間掛けることでちょっとしたお金になり、かつ人の役にも立てる。それがフリマアプリを利用する醍醐味ですね。

タックルベリー

メルカリで売れ残った古いルアー一式や、ロッドや大きめのタックルなど梱包・発送が面倒なときは、タックルベリーに持ち込んで買い取ってもらいます。

以前に比べると買取価格が安くなってしまった感はあるのですが、それでも持っていった物すべてを買い取ってくれるので(中には値段のつかない物もありますが)、一気に片付けがはかどります

もちろん、タックルベリー以外の中古釣り具店でもOKです。

まとめ|少数精鋭の道具で戦おう!

このように道具を減らすことは、とてもメリットがあるのがお分かりいただけたと思います。

道具を減らしすぎたことで釣りのパターンが狭まり、色々な状況に対応できなくなるということも起こり得るかもしれません。ですので、自分にとって何が必要で何が必要ではないのか、しっかりと見極める必要があります。

でもそれを考えることで、釣りや道具に対する知識が深まり、ただ道具に頼るだけではなく、釣りにとって何が本当に大事なのかを知ることができるようになるのではないかと思います。

皆さんも道具を厳選し、身軽になって釣りを楽しんでみませんか?

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この記事を書いた人

釣れても釣れなくても、水辺で過ごす時間が最高と思える釣り好きです。道具はできる限り少なく、厳選されたお気に入りだけを所有できるよう試行錯誤しています。

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