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プラグやバイブレーションなどのハードルアーを収納する際、「フックが絡まる」「収納効率が悪い」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
筆者の場合は、「フックカバー装着」 ⇒ 「そのまま収納」を経て、現在は「シリコンバンドを使ってフックを固定する」方法に行き着きました。
筆者はネットでこのテクニックを知ったのですが、かれこれ10年以上は実践していて、何の不自由も感じていません。
小技ではありますが、普段の収納はもちろん、釣りの最中にも役立つテクニックですので、もしこれ以外の方法で不便を感じている方がいらっしゃれば、ぜひ参考にして下さい。
ルアー収納方法比較|デメリットを考察
トレブルフックが2個、あるいは3個付いたハードルアーの収納について考えたとき、次のような方法だとメリットもある反面、デメリットが目立ちます。
収納例1「何もせずにそのまま収納する」
まずは、何もせずにそのままプラスチックのルアーボックスに収納するというパターンです。これには、2つの大きな問題があります。
①フック同士が絡まる
トレブルフックが2本・3本と付いたプラグを複数個同じ空間に収納すると、高確率でフックが絡まります。これをガチャガチャやって外すわけですが、たまに針先が他のルアーのスプリットリング部に入り込むと、適当にガチャガチャやっても外れません。これは本当にストレスですよね。

②針先が傷む
絡んだフックを外そうとガチャガチャすると、針先が他のルアーのボディに当たったりして、針先が傷む可能性があります。針先が鋭いかそうでないかが、魚をキャッチできるかそうでないかを分けることは多々あります。釣果を上げようと思うと、針先の鋭さは絶対に意識するべきポイントです。
収納例2「フックカバーを装着する」
ルアーを何もせずにそのまま収納するデメリットを解消するため、フックカバーを装着するのはどうでしょうか。

フックカバーを装着すると、確かにフック同士が絡まったり、針先を傷めたりすることはなくなります。
でも、この方法には重大なデメリットがあります。それは、「収納効率が低下する」ことです。
ルアーボックスを何個も持ち歩ける状況であればそれほど問題にはなりません。ですが、例えば「フローティングベストのポケットに入る分だけルアーを入れたい」となったとき、これらの方法では持ち込めるルアーの量が減ってしまいます。
またフックカバーが悪目立ちしてしまい、収納した際にルアー自体が安っぽく見えてしまうと感じるのは筆者だけでしょうか。
収納例3「1つの仕切りにルアー1個を収納する」
ではフックカバーは装着せず、ルアーボックスの1つの仕切りに1つのルアーを収納するようにすればどうでしょうか。
他のルアーが干渉しない分、フック同士が絡まったり、それを外す作業で針先を傷める心配はありません。また、フックカバーを装着する場合に比べると、スマートに収納はできます。
しかし、どうしてもルアーボックス内の空間に無駄ができてしまい、収納できる個数が限られます。
下の写真のように可変式の仕切りがあるタイプでは、ルアーの長さに応じて仕切りをちょこちょこ移動させたりするのが少し手間だったりします。

両面に収納できるリバーシブルタイプのルアーボックスもありますが、長さが短いルアーを収納した区画はどうしても空間が無駄になりますし、両面使用ゆえボックスに厚みが出てしまいます。
太めのルアーが収納できない、といったこともあるでしょう。
デメリットを解消!「フック部のシリコンバンド止め」
これまでにみた収納方法のデメリットをほぼ解消してくれるのが、「フック部をシリコンバンド止めする」方法になります。
シーバスで有名な村岡正憲さんが、輪ゴムを使用してフックを固定し収納するという記事をネットに出されており、筆者はそこで初めて知りました。村岡さん自身も、他のアングラーを見てこの方法を取り入れたようです。
フックを輪ゴムで止めることにより、フック同士が絡まることがほぼなくなります。フックがむき出しであることは変わらないので、他のルアーのフックを拾うこともたまにありますが、絡み具合はフックを固定していない状態と比べると軽度であることがほとんどです。
絡まなければフックを外そうとガチャガチャすることもなくなりますので、針先を傷める可能性も減らせます。
そして、フックカバーを装着するのに比べてかさ張らないので、多くのルアーを収納することができます。


まったくフック同士が絡まないわけではないので、ボックス内はある程度仕切った方が、より快適にルアーを出し入れできます。
輪ゴムより「シリコンバンド」がおすすめ
通常の輪ゴムは天然ゴムでできていますが、どうしても劣化が早いです。熱で溶けてルアーにこびりついてしまう可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、シリコン製のバンドです。古くなると硬くなって切れてしまうことはあっても、筆者の経験ではこれまで溶けてしまったことはありません。伸び自体は天然ゴムには及びませんが、それでも十分役目は果たしてくれます。
ルアー収納におすすめのシリコンバンドのサイズ
輪ゴムで家庭やオフィスで一般的に使用されているのは、16番というサイズになります。このサイズのバンドでも問題はありませんが、ルアーが小型だと、余った長さ分を処理するために何度もフック間をぐるぐると巻かなければなりません。
筆者は、下の写真のような非常に小さいサイズのシリコンバンドを愛用しています。


ルアーのフックへのシリコンバンドの掛け方
シリコンバンドのルアーのフックへの掛け方は自由です。掛けやすい方法で掛けていただければ大丈夫ですが、筆者の場合は次のように掛けています。
①バンドをテールフックに引っ掛け、ルアーの腹側からフロントフックの方に伸ばす

②バンドをフロントフックの向こう側から手前に回し、折り返す

③ルアーのテール部に引っ掛けて完成

完成!

バンドを外す際は、逆にルアーのテール部のバンドを外すことから始めます。これらの手順をルーティーン化しておくと、暗いところでも脱着は簡単です。
なお、トレブルフックの本数、フック間の距離、ルアーの長さや形状によって、しっくりくる巻き方を探します。



シリコンバンド固定に向いているルアー・向いていないルアー
一部にワーム素材を使用したルアー
VJのようにワーム素材を使用したルアーの場合、最後のルアーのテール部にシリコンバンドを掛ける工程ができない、もしくはやりにくいので不向きです。
ジョイント系ルアー
ジョイント部分の前と後ろにそれぞれ付いているトレブルフックをバンドで固定すると、ルアーが折れ曲がった状態になったりします。そうなると逆に収納しにくくなりますし、見た目もあまりスマートではありません。
マイクロジグ
トレブルフックを装着しているメタルジグも、工夫すればバンド掛けできます。ただライトゲーム用のマイクロジグは小さすぎて難しいです。
釣行時や帰宅後の手順
ルアーにバンドを掛けることにより、収納時だけでなく釣りの最中や帰宅後のルアー洗浄時もとても便利になります。
釣行時
1. ルアーをラインの先に結ぶ場合は、フックのバンドはそのままの状態にしておき、ルアーとラインを結び終わってか らバンドを外す
2. そのルアーの使用中は、バンドは竿のグリップから通してバットのブランク部にかけておく

3. ルアーを交換する際は、竿に掛けたバンドを外し、ルアーがラインに結ばれた状態でフックにバンドを掛ける
4. バンドを掛け終わったらラインの先からルアーを外し、ボックスに収納する
帰宅後のルアー潮抜き・洗浄
1. バンドを付けた状態で水道水につけて潮抜きする(もしくは流水で洗う)
2. バンドを外し、ルアーとバンドを乾かす
3. 乾いたら、ルアーにバンドを装着し、収納する
まとめ|小技で釣行が快適に
いかがでしたか? シリコンバンドでルアーのフックを固定するだけで、プラグ収納時のフック絡みや収納効率の問題を大きく改善できます。
手間もコストもあまりかからないため、非常におすすめです。手持ちの輪ゴムからでも構いませんので、ぜひ皆さんも一度試してみて下さい。

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