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アジングやメバリングがうまくなりたくてネットで情報収集しているけど、なかなかうまくならないと悩んでいませんか?ネットには情報があふれていますが、体系的に学ぶなら書籍がおすすめです。
今回は、ライトゲームファンならぜひ読んでおきたいLEON(加来匠)さんの名著、『ライトゲームアカデミー』『アジング・メバリング超思考法』を、釣り歴25年の筆者がレビューします。
著者について
LEONこと加来匠(かく・たくみ)さんは、瀬戸内海を中心に全国各地で港湾部のルアーターゲットを長年にわたって追い続け、メバリングやアジングをメジャーゲームに押し上げてきた、ライトゲーム界の第一人者です。
「アジング」の命名者であるということからも、その影響力のほどが分かりますよね。エサ釣り理論をソルトルアーフィッシングに融合させ、まさに釣りの本質を追求されている方です。
今回紹介する書籍には、LEONさんの釣りに対する深い造詣が表れており、テクニックや道具に偏重しがちなネットの情報とは一線を画しているといっても過言ではありません。
『ライトゲームアカデミー』レビュー

こんな人におすすめ
アジ・メバル以外もライトタックルで狙ってみたい人
固定観念に縛られず釣りを楽しみたい人
ライトゲームの可能性を広げたい人
「昨日までの不可能を可能性に変える」
「ライトゲームの新しい広大な水平線が見えてくる」
「もっと深く、もっと広く、もっと自由に」
冒頭より、このような希望にあふれる言葉が並びます。
本編は、まずルアーの種類の整理・解説から入ります。アジやメバルといえばワームを思い浮かべがちですが、この本はプラグから始まるところに著者のこだわりを感じます。
そして固定観念にとらわれないルアーの使い方の数々が明かされます。
次に「ライトタックルでねらえる日本の沿岸魚」と題して、アジ・メバル以外の20ターゲットをライトタックルで攻略する方法が紹介されています。
著者がここで定義するライトタックルとは、「PE0.8号程度(フロロやナイロンなら6ポンド)まで、ルアーは重さ20g程度まで、大きさは7cm程度までをストレスなく扱えるタックル」、となります。
20ターゲットの中には、ヒラスズキやマダイ(おかっぱりです!)まで入っているから驚きです。
一般的には大物と呼ばれるターゲットを、ライトタックルで攻略する。まさに「不可能を可能性に変える」という言葉がぴったりで、読むだけでワクワクしてきます。
次の章には、満を持してライトゲームの主役であるメバル・アジの攻略法が登場します。
次には魚の付き場を見つけるための法則が、そしてロッド・リール・ラインについての知識が紹介されます。
「練習、鍛錬、検証の勧め」「オフショアゲームの勧め」「離島、国内、海外遠征の勧め」と続き、この本は幕を下ろします。
ライトなタックルで小物から大物まで狙ってしまう、本書は自由で痛快なノウハウ本だといえるでしょう。
『アジング・メバリング超思考法』レビュー

こんな人におすすめ
釣果が伸び悩んでいる人
釣りを理論的に考えたい人
道具より「考え方」を学びたい人
タイトルが「超思考法」というだけあって、小手先のテクニックや道具紹介とはまったく別の次元で話が展開されます。
ライトゲームアカデミーが「身軽」「自由」というイメージがぴったりなのに比べると、こちらは「思慮深い」「真理追求」といった言葉が連想され、より「読み物」色が強まります。
まえがきから、「釣りには哲学が必要」「本当に大事なのは全体的な釣り思考法」といった、深遠な言葉が並びます。でも決して文章が読みにくいわけではありません。
まず「イマイチ釣れない人」に共通する事柄として、4つの状態が示されています。これを読むと、「あ、自分だ!」と多くの人が納得してしまうのではないでしょうか。
次にアジ編とメバル編に分けて、「種(しゅ)の特性と食性の違い」が説明されます。
アジであれば居着き型と回遊型、あるいは大アジと小中アジで食性がどう違うのかが詳しく解説されています。
またメバルであれば、アカメバル・シロメバル・クロメバルでの習性の違いは、といった具合です。
なぜ食性を考察するかというと、それはもちろん釣りが魚の食性を利用したものであるからに他なりません。これらを踏まえて、ターゲットに応じたメソッド・ルアー選択へと話が展開されていきます。
そのあと話は「上達のための超思考法」に入り、釣りに対して柔軟な思考力をもった「釣り頭」の作り方・鍛え方へと続きます。
そして最終章の、「本当に頼るべきは道具よりも己自身」という言葉が心に突き刺さります。書籍でなければ伝えきれない、著者の信念が込められた一冊です。
まとめ
今回ご紹介した2冊は、同じ著者が書いたライトゲーム指南書でありながら、「実践と理論」「動と静」「情熱と冷静沈着」といったおもしろい対比を見せています。
どちらもネットでは得られない、書籍ならではの体系的で深い知識が満載です。ぜひこれら両方とも手に取って、ご自身の釣りのレベルアップを目指してみてはいかがでしょうか。


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