釣魚図鑑おすすめ7選を徹底比較!持ち歩き・見わけやすさで選ぶ失敗しない1冊

釣魚図鑑徹底比較

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釣った魚の名前が分からない、ということはしばしばありますよね。魚を知らないがために損していませんか?

例えば「ムツ」という魚。筆者はアジングの外道で何度も釣りました。歯が鋭く見た目が少し不気味なため、知らないと逃がしてしまうかもしれません。しかし実は、食べるとびっくりするほど美味な魚なのです。

逆にゴンズイやハオコゼなど、ヒレに毒があり知らずに触るととても危険な魚もいます。

このように、魚を知ることは釣り人にとって危険回避や釣りの楽しみを増やす上でとても大切です。幸い、釣り人向けの魚図鑑は数多く出版されています。

今回は筆者が実際に7冊をじっくり比較し特徴をお伝えするとともに、中でも特におすすめの釣魚図鑑をご紹介します!

釣魚図鑑徹底比較
目次

比較した釣魚図鑑の一覧

今回筆者が実際手に取って比較したのは、次の7冊です。サイズが「小さいもの」から順に並べました。同じ大きさなら厚さが「薄いもの」順になります。

書名出版社サイズ(cm)ページ数収録数写真:文章比
1新版 写真でわかる
釣り魚カラー図鑑
西東社14.8 x 10.5376約4005:5
2釣魚1400種図鑑
海水魚・淡水魚 完全見分けガイド
エンター
ブレイン
14.8 x 10.554414458:2
3見わけがすぐつく
釣魚図鑑
成美堂出版17.2 x 10.7320約3005:5
4増補改訂版 釣魚図鑑日本文芸社17.4 x 11.23203474:6
5色と形で見わけ 海・川・湖沼で楽しむ
釣魚図鑑
ナツメ社18.2 x 11.7320約3505:5
6新さかな・釣り検索つり人社20.5 x 147522874:6
7海の魚 大図鑑日東書院
本社
26.5 x 21.8400約6006:4

※「写真:文章比は筆者の主観によるページ面積比です。
※『新さかな・釣り検索』は新版(2026年発売)の数値です。

1.『新版 写真でわかる釣り魚カラー図鑑』|コンパクトで写真が美しい

新版 写真でわかる釣り魚カラー図鑑

今回ご紹介する釣魚図鑑の中で、もっともコンパクトなサイズになります。それでいて収録魚種は約400と、3番目に多い数です。

魚の写真はほとんどが釣りたてのものと思われ、なかなか綺麗です(海中を泳いでいる魚の写真もあります)。どんな魚種であっても、それぞれ1ページが割り当てられています。

「分布」「釣り期」「地方名」「釣り場」「料理」の早見データのほかに、1魚種につき250字程度の説明がつきます。シンプルな構成でなかなか好感がもてます。

一方、近似魚種との比較については、文章の説明から拾っていくしかなく、誤認するケースもあるかもしれません。

こんな人にオススメ⇒コンパクトなサイズながら、シンプルでバランスのよい図鑑がほしい方

2.『釣魚1400種図鑑 海水魚・淡水魚 完全見分けガイド』|圧倒的な収録数

釣魚1400種図鑑 海水魚・淡水魚 完全見分けガイド

コンパクトなサイズながら、他の釣魚図鑑を圧倒する1400種超の魚が掲載されています。1ページで3~4魚種がひしめき合っており、説明書きは最小限です。

それでいながら写真に魚の見分け方が書き込まれていたり、成魚だけでなく幼魚や若魚の写真も並べて掲載されているなど、魚を見分けることに特化した図鑑といえるでしょう。

ただ魚の外見別のインデックスはありません。スズキ目、カサゴ目、カレイ目、のように学術分類でページが進んでいくため、海水魚・淡水魚で分かれている訳ではありません。名前も分からず、どこに分類されるのか想像できない場合は、掲載ページに行き着くまで時間が掛かるでしょう。

こんな人にオススメ⇒収録魚種がとにかく多く、魚の説明よりは見分け方が詳しい図鑑が必要な方

3.『見わけがすぐつく 釣魚図鑑』|軽量かつ魚の見分けが簡単

見わけがすぐつく 釣魚図鑑

魚の写真については、釣りたてではないものもある程度混じる印象ですが、魚種の見分けポイントについては拡大写真なども用いて詳しく記載されています

各魚種ごとにこういう料理がおいしいとか、名前の由来、生態などがコラムのような形で掲載されており、すっきりしたビジュアルも相まって、パラパラと眺めていて楽しい本に仕上がっています。

巻頭には、魚の体形(紡錘型、側扁型、縦扁型など)別、その中で体色(赤・オレンジ系、茶・褐・金系、青・緑・紫系など)別で、小さな写真付きのインデックスが付されています。知らない魚が釣れても、このインデックスを頼りに目的のページに飛ぶことができるでしょう。

同じく巻頭には、よく似ている魚(アイナメとクジメ、マダイとチダイとキダイなど)の見分け方が特集されているのもポイントです。

あと、この本は軽いです。実測すると251gでした。今回紹介する図鑑の中で次に軽い、4)「増補改訂版 釣魚図鑑」の実測値が308gですので、断トツと言ってよいくらい軽量です。

カラー写真満載の図鑑は重くなりがちですが、この釣魚図鑑については普通の本のような感覚で手に取ることができますよ。

こんな人にオススメ⇒どこにでも持ち歩き、楽しみながら魚についての教養を深めたい方

4.『増補改訂版 釣魚図鑑』|毒魚・危険魚対策も万全

増補改訂版 釣魚図鑑

ほとんどの魚の写真が釣りたてのようで、釣り人が魚を最初に見るような形で掲載されています。

巻頭には、特に釣りでメインターゲットとなる魚の写真付きインデックスがあります。また、6ページにわたって毒魚・危険魚対策マニュアルが写真つきで掲載されているのは役に立ちますね。

人気の魚種については、説明が「特徴」「釣り」「食味」の3項目に分けて詳しく記載されています。ターゲットによって紙面の使い方にメリハリをつけているのは高ポイントです。

いっぽう、近似種の見分け方については詳しくはありません。

こんな人にオススメ⇒メジャーな魚は詳しく、そうでない魚は少な目の説明でよいという方

5.『色と形で見わけ 海・川・湖沼で楽しむ 釣魚図鑑』|検索性が抜群

色と形で見わけ 海・川・湖沼で楽しむ 釣魚図鑑

ページ数では今回紹介する図鑑の中では最少クラスになるのですが、ずしりとした重さを感じます。実測してみると384gで、先に紹介した 3) 「見わけがすぐつく 釣魚図鑑」に比べ130gほど重いです。

この本の特徴は、インデックスが充実していること。例えば「紡錘形で体色が赤かオレンジ」というグループなら、「斑紋や斑点がない」⇒「斑紋や斑点がある」⇒「縦帯・横帯がある」、、というふうに続いていき、それぞれ小さな写真付きで魚の名前と紹介ページの番号が記載されています。

同じく巻頭には、近似種の見分け方のページがあり、カサゴやメバル、アジなどのそれぞれ近似種の見分け方が詳しく解説されています。メインのページでは、1ページ1魚種もしくは1ページ2魚種となります。説明は充実していますが、1ページ2魚種のページの場合、写真はかなり小さくなります。

こんな人にオススメ⇒釣った魚をすぐに特定し、かつ詳しい説明も読みたいという方

6.『新 さかな・釣り検索』|仕掛け・さばき方まで学べる本格派

新 さかな・釣り検索

これまで紹介した本は、サイズ的にミニ図鑑といえるものでしたが、ここからはもはや携帯には適さない大きさ・重さになってきます。

筆者が手にしているのは2020年発売の旧版ですが、2026年に発売された新版では新たに65種が追加され、さらに充実度が上がりました。今回紹介する図鑑の中ではページ数は断トツでトップですが、意外にも収録魚種は最少になります。それはなぜかというと、釣り方や魚のさばき方に関する記述に多くの紙面を使っているからです。

かなりの魚種において、タックル例がイラスト付きで紹介されています。また巻末には、100ページを優に超える「魚のさばき方・レシピ集」が掲載されています。

魚の外見の特徴や生態についての記述ももちろん詳しいのですが、特に秀逸なのは、一魚種ごとに分布が日本地図を使って示されているところです。本書以外の図鑑すべてが、魚の分布に関しては「南日本」「〇〇半島~△△半島の太平洋岸」などと文章での記述のみになっているのに対し、本書では文章に加え視覚的に一発で分かるようになっています。

一方、近似種の見分け方については詳しいとはいえません。先に釣りたいターゲットを決めてその生態を学び、さらに釣り方やさばき方を調べるといった使い方にはよいと思います。もしくはこれから釣りを本格的に始めたいと思った人が、どういう魚がターゲットになるのかを参考にするのにもピッタリです。

図鑑というよりは釣りの本であり、魚のさばき方やレシピまで記載されている、釣りを中心としながら魚の知識を身につけることができる一冊といえるでしょう。

こんな人にオススメ⇒釣りという観点から魚の知識を極めたい方

7.『海の魚 大図鑑』|圧倒的な写真迫力とマニアックな深さ

海の魚 大図鑑

最後を飾るのは、大図鑑の名前にふさわしい大型本です。とにかく写真が大きく、迫力があります。本書で紹介される600魚種のトップを飾るのはマダイですが、ページ見開きで優に30cmを超える大迫力の写真が掲載されています!

筆者のメインターゲットの一つであるメバルのところを見てみると、アカメバル・クロメバル・シロメバルそれぞれの説明や見分け方に、実に7ページも割かれていました。というと学術的で難解な本を想像されるかもしれませんが、決してそうではなく、むしろ読者フレンドリーな記載に徹した内容です。

写真と記事が密接につながっており、相乗効果で一気に魚について詳しくなることができる印象です。生態や見分け方はもちろん、魚種によっては釣り方や料理についても詳しく解説があります。

またこの本は、ページ幅があるためどの部分を開いても本が勝手に閉じることがありません。自宅に大きな机をお持ちの方は、お気に入りの箇所を開いた状態で置いておく、という使い方もいいのではないでしょうか。

今回紹介した他の6冊はすべて淡水魚も掲載されていますが、本書はタイトルの通り「海の魚限定」です。その分、中身が濃いともいえるでしょう。

お値段は高いですが、一生モノになりうる、究極の釣魚図鑑という言葉がぴったりの夢の一冊です。

こんな人にオススメ⇒魚博士を目指す方

まとめ:迷ったらこの2冊がおすすめ!

今回紹介したどの図鑑もクオリティーが高く、素晴らしい特徴があります。どれを選んでも後悔することはないでしょうが、選び方に迷ったら以下を基準にするのがおすすめです。

持ち歩き・実用性重視:軽量で検索性に優れた 3)『見わけがすぐつく 釣魚図鑑』
自宅での観賞・深掘り重視:写真の迫力と情報量が抜群の 7)『海の魚 大図鑑』

ご自身の釣りのスタイルに合った1冊を手に入れて、釣行をより安全に、そして楽しくアップグレードしてみてください!!

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この記事を書いた人

釣れても釣れなくても、水辺で過ごす時間が最高と思える釣り好きです。道具はできる限り少なく、厳選されたお気に入りだけを所有できるよう試行錯誤しています。

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